「トーニング」という言葉がつくと似たように聞こえますが、実は**「使用するレーザーの進化の度合い」**が全く違います。

結論から言うと、**ピコトーニングはレーザートーニングの「進化版」**です。


決定的な3つの違い

最も大きな違いは、レーザーを照射する時間の長さ(パルス幅)です。

比較項目 レーザートーニング(Qスイッチ) ピコトーニング(ピコ秒)
照射スピード ナノ秒(10億分の1秒) ピコ秒(1兆分の1秒)
壊し方の原理 **「熱」**でメラニンを焼く **「衝撃波」**でメラニンを砕く
周囲へのダメージ 熱が発生するため、少しある 非常に少なく、肌に優しい
痛み パチパチとした刺激 軽いチクチク感(より低刺激)
効果の実感 回数が必要(10回〜) 比較的早く実感しやすい(5回〜)

どちらを選ぶべき?

お悩みの内容や、目指すゴールによっておすすめが変わります。

1. ピコトーニングが向いている人

  • 肝斑(かんぱん)を安全に治したい

    • 熱ダメージが極めて少ないため、熱に反応して悪化しやすい肝斑の治療に最適です。

  • 毛穴や肌のハリも気になる

    • 衝撃波によって肌内部でコラーゲン生成が促されるため、美白だけでなく肌質改善効果も期待できます。

  • 早く結果を出したい

    • メラニンをより細かく(粉砕するように)壊せるため、従来のレーザーより効率的です。

2. レーザートーニングが向いている人

  • コストを抑えたい

    • 旧来の技術であるため、1回あたりの料金が安く設定されているクリニックが多いです。

  • マイルドにメンテナンスを続けたい

    • すでにシミが薄く、現状維持のために定期的に通いたい場合には選択肢に入ります。


⚠️ 注意点:どちらも「継続」がカギ

どちらの治療も、1回でシミを消し去る「スポット照射」とは異なります。低出力で少しずつメラニンを減らしていく治療なので、まずは5回〜10回程度のセットで検討するのが一般的です。

[!IMPORTANT]

特に肝斑がある場合、強いレーザーを当てると逆に濃くなってしまうリスクがあります。今の肌状態(肝斑なのか、普通のシミなのか)を正確に診断してもらうことが、失敗しないための第一歩です。