高槻市の皮膚科・美容外科のまこと皮ふ科です。
阪急高槻市駅目の前、バス停目の前です。

本日は皮膚科の話題でステロイド長期使用の副作用「酒さ様皮膚炎」についてお話ししましょう。

皮膚科では塗り薬としてステロイド軟膏をよく使います。
ステロイドは炎症を抑える効果が強いのですが、その一方で副作用もあります。

一般的な副作用として、皮膚が薄くなる、血管拡張する、感染症が増えるなどがあります。
お顔にステロイドを塗る場合には必ず「酒さ様皮膚炎」という副作用にならないように
注意しながら治療していきます。

もともと「酒さ」という病態があります。
血管拡張が起きて、顔があから顔になり、ニキビのような発疹ができて、最終的には
鼻が大きく赤くなります。
昔、大酒のみのおじさんが世の中にいましたね(現代は減ったのかな)

顔が赤くて、鼻が大きな人です。

その、「酒さ」の様な「皮膚炎」を呈するが「酒さ様皮膚炎」です。

治療法はステロイド軟膏の外用を中止すること
ニキビに使う薬を用いながら、治まるのを待つ、というものです。
特効薬もなければ、ステロイドの効果を打ち消す薬もありません。

そこで問題になってくるのが、ステロイドをやめると悪化するということです。
発疹がひどくなるので、この点については何度も何度も説明しておきます。
一度悪化した後に良くなるので、耐えましょう、と伝えます。

悪化したからと言って、ステロイドを塗ってしまうと、また悪化します。

今ではステロイド以外の治療薬もたくさんあるので、アトピー性皮膚炎では
お顔に塗る薬の選択枝がたくさんあります。

我々皮膚科医は常にステロイドの副作用に注意を払いながら
処方を続けています。

良くなる、良くならない含めて診察を継続的に行うことが大切です。