高槻市の皮膚科・美容外科のまこと皮ふ科です。
阪急高槻市駅目の前、バス停目の前です。

さて、今日は美容外科の話題でクマ取りについてです。
当院でもクマ取りは多い施術の一つです。

今日お話しするクマは目の下のたるみのことで、出っ張っているクマの事です。
色ぐまについては、また別でお話しします。

目の下にふくらみがある場合、その中身は眼窩脂肪です。
目の周りにある脂肪が眼窩脂肪でクッションの役割があります。
重力と骨が痩せた結果、眼窩脂肪が下に落ちてきたものが、クマです。

その脂肪を取りましょう、というのがクマ取りです。
瞼の裏側を少し切開して脂肪を取り出す手術です。

美容外科医ならだれでもできるような手術です。
院長の和田も、これまでたくさんのクマ取り手術を行ってきました。

ここで問題点があります。
目の下にクマがある人は、クマの下に凹みもある方が多いです。
脂肪だけを取ると、凹みが残りますね。
では凹みに何か入れましょうか、ヒアルロン酸や太ももから取った脂肪です。

では、眼窩脂肪を凹みにずらしましょうか、それが裏ハムラです。

世の中には「クマ取りだけをするクリニック」がありますね。
クマ取りだけをすると、凹みが残りますので余計に影が増えることが多く
よりへっこんで見えますね。

そうならないためには、切除する眼窩脂肪の量を少なくする必要があります。
するとどうなるか、変化量が少ないですね。
また、数年後に再度手術をする必要がありますね。

クマ取りだけをするのは間違っていませんが、取る量を調整するのはとても難しいこと
手術後の変化が大きくないことなどを理解したうえで手術を受ける必要がありますね。

流行ってるから、クマ取り専門のクリニックだからという理由で
クマ取りだけをするのはお勧めしません。
ドクターの説明を聞いて理解したうえで受けましょう。

クマ取だけを受けて凹んだから修正してほしいという依頼も多数あります。
そういう方は、クマ取りだけをするクリニックには行きませんね。
行っても対応できませんからね。

クマに対する治療法はたくさんあります。
それぞれの状態に応じて、手術法を選ぶのが当たり前です。
誰でもかれでもクマ取り法だけで対応するのは問題がありますね。

当院では裏ハムラ、切開ハムラ、アイバックリムーブ、クマ取り、脂肪注入など
さまざまな方法で手術を受けることができます。
症例数も多いのでご安心ください。

複数のカウンセリング周りをされて、納得したうえで手術を受けましょう。
多くの方は一生に1回の手術ですからね。