高槻市の皮膚科・小児皮膚科・美容外科・美容皮膚科、まこと皮ふ科です。
阪急高槻市駅目の前、バス停目の前です。

本日は皮膚科の「粉瘤」の手術方法についてお話ししましょう。

皮膚の中にできものができて、よく見ると出口が見えているもの。
それが粉瘤です。
皮膚の中に袋ができていて、角質が溜まっているのです。

粉瘤をとるには2つの方法があります。
1、葉っぱの形に皮膚を切って完全切除する
2、穴をあけて袋を取り出す

1、葉っぱの形に皮膚を切って完全切除する
この方法は、完全に切除できるのでの再発の心配がありません。
ですが、まっすぐな傷跡が残ります。
皮膚を縫いますので1週間後に抜糸をします。
取ったものは病理検査に出して悪性かどうかを判断します。

2、穴をあけて袋を取り出す。
いわゆる「くりぬき方法」という方法です。
3-4mmの穴をあけて、そこから中身を取り出す方法です。
傷跡は小さなヘッコミになるので目立ちませんが、袋を完全に取り出せない
場合には再発することがあります。
くりぬき法では抜糸がありません。

粉瘤ができている場所や大きさによってどっちの方法を選択するのか
相談して決めていきます。

粉瘤は皮膚科で切除できますよ。
もちろん保険適応です。

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