高槻市の皮膚科・小児皮膚科・美容外科・美容皮膚科、まこと皮ふ科です。
阪急高槻市駅・バス停目の前です。
ニキビは思春期の象徴と言われていますが毛穴の病気です。
毛に皮脂腺もつながっているので、毛と皮脂は同じ出口から出ます。
思春期には皮脂が増えますので、多くの方にニキビができますね。
大人になると皮脂が落ち着くのでニキビはできにくくなりますが
今度は化粧や日焼け止め、摩擦や喫煙などの要因でニキビが生じることがあります。
ニキビができる順番としては
皮脂と角質が詰まる→白ニキビ→菌が増えて赤ニキビ(炎症性)→治ってへっこむ(ニキビ跡)
ニキビの治療は大きく分けて3つです。
1、出口を広げて詰まりを解除する
2、菌を殺す
3、その他
1、出口を広げて詰まりを解除する
詰まるのを改善させる薬が
ディフェリン、ベピオです。
ディフェリンとベピオの合剤がエピデュオという薬です。
この3種類の薬(ディフェリン、ベピオ、エピデュオ)は白ニキビにも効きますし、赤ニキビにも効きます。
ポイントはニキビができているところだけではなく、顔全体に塗るんです。
副作用はピリピリ感と皮むけすることがあります。
2、菌を殺す
菌を殺す薬は抗生物質でダラシンTゲルビブラマイシン、アクアチムクリーム、ゼビアックスローションの三つになります。
抗生物質の内服はビブラマイシン、ミノマイシン、ファロム、をよく使います。
デュアック配合という薬はベピオとダラシンTゲルの合剤です。
3、その他
漢方や保険適応外の薬になります。
漢方は体質によるので、その方にあったものを処方します。
漢方については次回書きますね。